神戸具象彫刻大賞展

 

神戸市では、1960年代の後半から「花」と「緑」とともに「彫刻」をまちづくりの中に積極的に取り入れてきました。須磨離宮公園では、1968年から2年に一度のビエンナーレ型式により「現代日本彫刻展」が開催され、1998年の第15回まで継続されました。一方、近畿圏在住の新進彫刻家を対象にした「神戸新進彫刻家の道大賞展」が具象的野外彫刻展として1981年に開催されると、各地の具象彫刻家の要望を受け全国規模に拡大され、「神戸具象彫刻大賞展‘83」と改められて開催されました。その後、第8回の1995年まで継続されています。
これらの展覧会の入賞作品を買い上げることによって市内各地への彫刻の設置が進めてこられました。
更に、彫刻による街づくりを、道路の歩行者空間の整備と関連させ、フラワーロードを「花と彫刻の道」として、また、高速神戸駅から文化ホールに至る道路を「みどりと彫刻の道」として、彫刻の設置と併せて整備してきています。

アーティスト

「クロスロード」ちりばめられたバラとトランペットの旋律が交差点の喧騒を彩る

日本全国に設置作品がある黒川晃彦の、神戸の住宅街に設置されているパブリックアート作品。
タイトルとURLをコピーしました