作品の特徴 Feature
戦後日本を代表する具象彫刻家。
作品はフランスやアメリカなど海外でも高く評価されています。 佐藤忠良
自分は芸術家ではなく彫刻職人である 佐藤忠良
1日の休みは1日の退歩 と語っていたことば通り、80歳を越えてなお彫刻制作に真摯に向き合い、毎朝5時に起床してアトリエで粘土をこねていました。 |
また日本芸術院会員に推薦され、文化功労者や文化勲章の候補にも選ばれましたが、「職人に勲章は要りません」と、国家の賞を全て辞退しました。
著書も多く、アジア人で初めてロダン美術館で個展開催するなど、個人の名前を冠した常設展示スペースが国内に4館ある彫刻家は、日本で唯一無二の存在です。
略歴 Biography
年 | 内容 |
1912 |
(7月4日)宮城県黒川郡落合村舞野字仁和多利86番地(現大和町落合字舞野)に生まれる
|
1934 | 東京美術学校(現東京芸術大学) 彫刻科に入学 |
1939 |
東京美術学校(現東京芸術大学) 彫刻科塑造部 卒業、新制作派協会(新制作協会)彫刻部創立に参加
|
1944 | 兵役で満州に渡る |
1948 | 3年間のシベリア抑留より日本へ帰還 |
1960 | 第3回高村光太郎賞受賞 |
1966 | 東京造形大学 教授に就任 |
1971 |
『彫刻=佐藤忠良1949-1971』(現代彫刻センター)刊行
|
1973 | 『佐藤忠良作品集』(現代彫刻センター)刊行 |
1974 | |
1975 | 第6回中原悌二郎賞 受賞(「カンカン帽」) |
1978 | 『佐藤忠良作品集 大きな帽子』(現代美術社)刊行 |
1980 |
『旅の走り描き 自選素描集』(現代美術社)、『アトリエの中から 自選素描集』(現代美術社)刊行
|
1981 | フランス国立ロダン美術館でアジア人初の個展 |
1982 |
ニューヨーク、ロンドンで個展、ローマ・アカデミア・ディ・サン・ルカ会員
|
1983 | 『対談 彫刻家の眼』舟越保武と対談(講談社)刊行 |
1985 |
『子どもたちが危ない―彫刻家の教育論』(岩波書店)刊行
|
1986 | 東京造形大学 名誉教授に就任 |
1988 | 『つぶれた帽子』(日本経済新聞社)刊行 |
1989 | 朝日賞 受賞、『佐藤忠良』(講談社)刊行 |
1990 |
[佐藤忠良記念館]開館(宮城県美術館)、『佐藤忠良作品集』(河北新報社)刊行
|
1992 | 第41回 河北文化賞 受賞 |
1995 |
大和町ふれあい文化創造センター[佐藤忠良ギャラリー]開設(宮城県大和町)
|
1997 | 『触ることから始めよう』(講談社)刊行 |
1998 |
佐川美術館[ブロンズの詩 佐藤忠良館]開館(滋賀県守山市)
|
2002 | 『ねがいは「普通」』安野光雅と対談(文化出版局) |
2003 |
藤田観龍『佐藤忠良写真集―全野外作品』(本の泉社)、『彫刻の<職人>佐藤忠良―写実の人生を語る』(草の根出版会)刊行
|
2008 |
札幌芸術の森野外美術館[佐藤忠良記念子どもアトリエ]開設(北海道札幌市)、『佐藤忠良 彫刻七十年の仕事』(講談社)刊行
|
2011 | (3月30日)老衰のため東京都杉並区の自宅にて逝去 |
2013 | 『生誕100年 彫刻家佐藤忠良』(美術出版社)刊行 |
鑑賞できるパブリックアート Other Works
個人ミュージアム Artist Museum
宮城県美術館
INDEX
概要 Outline作品リストピックアップロケーション公式サイトリーフレット備考
概要 Outline
名称 Art Space
宮城県美術館
住所 Address
仙台市青葉...
佐川美術館
INDEX
概要 Outline作品リストピックアップロケーション公式サイト備考
概要 Outline
名称 Art Space
佐川美術館
住所 Address
滋賀県守山市水保町北川2...
まほろばホール
INDEX
概要 Outline作品リストピックアップロケーション公式サイト備考
概要 Outline
名称 Art Space
まほろばホール(大和町ふれあい文化創造センター)
住所 A...
札幌芸術の森美術館
INDEX
概要 Outline作品リストピックアップロケーション公式サイトリーフレット備考
概要 Outline
名称 Art Space
札幌芸術の森美術館
住所 Address
札幌...
備考 Remarks