河口 龍夫(かわぐち たつお) Tatsuo Kawaguchi

河口 龍夫(かわぐち たつお) Tatsuo Kawaguchi 河口 龍夫

作品の特徴 Feature

1960年代より国内外で活動する、前衛美術家であり現代美術家。

物質の本質を「見えるもの」と「見えないもの」の間で真摯に向き合い、鉄などの金属から貝や植物など、素材にとらわれず表現の幅を広げながら、今もなお精力的に作品を制作しています。

「時間」と「空間」の「関係」、「死生観」など、表現方法としてのかたちにとらわれることなく、作品の意味を見るものに問いかけ、意識を呼び起こすことを制作の糧としています。

神戸で生まれた河口 龍夫先生は、コンセプチュアルなメッセージを発信して国内外で活動を広げ、数々の大学で教鞭をとりながら芸術表現を探求しつづけてきました

略歴 Biography

内容
1940 (2月15日)兵庫県神戸市に生まれる
1962 多摩美術大学絵画科 卒業
1965 グループ<位>結成
1971 みどりと彫刻のみちに「石とパイプ」を設置
1974 第1回井植文化賞 (文化芸術部門) 受賞
1975 文化庁芸術家 在外研修員として渡米
1983 筑波大学 助教授に就任
1991 筑波大学 教授に就任
1992 『河口龍夫作品集』(現代企画室) 刊行
2003
筑波大学 名誉教授、京都造形芸術大学 客員教授、倉敷芸術科学大学 教授に就任
2007
『河口龍夫-見えないものと見えるもの-』(兵庫県立美術館名古屋市美術館
2008
『河口龍夫-見えないものと見えるもの-』(現代企画室) 刊行、『無限への立ち位置-河口龍夫の1970年代』(宇都宮美術館)、第15回日本現代藝術振興賞 受賞
2009
『河口龍夫展 言葉・時間・生命』(東京国立近代美術館
2016 第58回毎日芸術賞 受賞

鑑賞できるパブリックアート Other Works

公式サイト Official Site

|河口龍夫Official Web Site|
日本の現代美術を代表する作家、河口龍夫の公式サイト。展覧会歴、展覧会情報、作品ギャラリー、作家の言葉などを掲載

備考 Remarks

 

アーティスト

「石とパイプ」何気なく置かれ周辺環境に溶け込んだ自然石に貫通したステンレスパイプが醸し出す違和感

神戸出身で1960年代より国内外の展覧会への出品など、現在も幅広く活躍する河口 龍夫先生の半世紀前に設置されたパブリックアートです。 中央体育館前広場の植栽に置かれた、どこにでもあるような岩にステンレスパイプが貫通しています。 作品...
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