「Woman」神戸市役所前メインストリートのフラワーロードを彩る花々のひとつはパブリックアート

作品データ Data

作品について About

神戸市役所向かいの歩道に設置されているのは、足をまっすぐに伸ばしたまま上半身を横に傾け、両手を下ろした珍しいポーズをとる、スタイリッシュな作風が多い朝倉 響子先生のパブリックアートです。

長い手足のモデルを起用し、特に下に伸ばした左手は細くデフォルメされていて、下半身との対比を浮かび上がらせる印象的なフォルムは、40年以上前に制作されたと思えないほど現代的なスタイルです。

神戸市が整備するこの花と彫刻の道は、色とりどりの花の季節には歩道や車道センターラインを埋め尽くして目を楽しませますが、35点もの国内外パブリックアートの名作が空間の質を高めてもいます。

朝倉 響子先生は国内に多くのパブリックアートを設置し、2006年中原悌二郎賞を受賞しましたが、2016年惜しまれながら逝去しました。

その作品は関西にも多く設置され、大阪には御堂筋の「ジル」、松原市役所の「アン」、神戸ポートアイランドに「ソフィ」、姫路の「二コラ」など、この作品同様スタイルの良い女性像がほとんどですが、神戸ミュージアムロードの起点となる王子動物園前には、1958年制作の古い作品「働く少年の像」があります。

設置場所 Location

神戸市中央区八幡通　彫刻の街こうべ 花と彫刻の道

周辺のパブリックアート

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作家について Artist

朝倉 響子（あさくら きょうこ） Kyoko Asakura

女流具象彫刻家、朝倉響子の紹介ページです。 略歴のほか、作品の特徴、パブリックアート一覧など、アーティストを深く知るために参考にしていただけます。

public-art.jp