作品の特徴 Feature
20世紀を代表する日系アメリカ人抽象彫刻家。
地球を彫刻した男と呼ばれ、大規模な環境彫刻を多く制作しましたが、そのフィールドは照明器具やインテリアデザイン、舞台芸術など多岐に渡ります。 詩人で慶応義塾大学教授の野口 米次郎と、作家で教師のレオニー・ギルモアの間に生まれ、幼少期は日本で過ごすも世界各地に活動拠点を広げ、晩年まで日本でアトリエを構えるなど日本と関わりが深い、20世紀の巨匠です。 |
世界各地に多くのパブリックアートを設置しましたが、父の故郷である日本もいくつかのパブリックアートを残し、鑑賞することができます。
略歴 Biography
年 | 内容 |
1904 | (11月17日)カリフォルニア州ロサンゼルスに生まれる |
1906 | 家族と東京へ移る |
1918 | 単身渡米 |
1927 |
パリに留学しコンスタンティン・ブランクーシのアトリエで働く
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1935 | マーサ・グラハム舞踏団の舞台装置を制作 |
1938 |
レリーフ・コンペディション(ロックフェラー・センター)で一等
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1949 |
ヨーロッパ、エジプト、インド、日本を旅行、個展(東京三越本店)
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1951 | 庭園(慶応義塾大学)を制作、平和大橋と西平和大橋(広島)を設計 |
1953 | 個展(神奈川県立近代美術館) |
1956 | 庭園(パリ ユネスコ本部)を制作 |
1959 |
ミヤゴ芸術協会第63回絵画、彫刻展に「ローガン・メタル」を出品、一等 受賞
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1960 | 庭園(イエール大学バイネッケ稀覯本図書館)を設計 |
1960 |
ビリー・ローズ彫刻庭園(エルサレム イスラエル美術館)を設計
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1965 | ニューヨーク建築協会金賞 受賞 |
1968 | 回顧展(ホイットニー美術館) |
1970 | 噴水彫刻(大阪万博)を設計 |
1974 |
現代彫刻の巨匠展(グッゲンハイム美術館)に出品、噴水と広場(デトロイト シビックセンター)を設計、ニュースクール・フォー・ソーサルリサーチ 造形芸術 名誉博士号
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1976 |
アメリカ彫刻の200年展(ホイットニー美術館)に出品、「プレイシケイプス」(アトランタ運動場)を設計
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1977 |
噴水(シカゴ アート・インスチュート)、「花と石と水の広場」(東京 草月会館 ロビー)を設計、個展(ニューヨーク近代美術館)
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1980 | イサム・ノグチ展(ホイットニー美術館50周年記念) |
1982 | 彫刻庭園「カリフォルニア・シナリオ」を設計 |
1983 | 広場(ロサンゼルス リトル東京)を設計 |
1984 |
「ライトニング・ボルト」(ベンジャミン・フランクリン記念)を制作
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1985 |
イサム・ノグチ庭園美術館(ニューヨーク ロングアイランド)を開館
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1986 |
ヴェネツア・ビエンナーレ国際美術展にアメリカ代表として出展、第二回京都賞、精神科学・表現芸術部門 受賞
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1988 |
(12月30日)心不全のためニューヨーク大学病院にて死去
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1992 | 「ブラック・スライド・マントラ」(札幌)を設置 |
2005 |
モエレ沼公園(札幌)が完成
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鑑賞できるパブリックアート Other Works
個人ミュージアム Artist Museum
イサム・ノグチ庭園美術館
INDEX
概要 Outline作品リストピックアップロケーション公式サイト備考
概要 Outline
名称 Art Space
イサム・ノグチ庭園美術館
住所 Address
香川県高松...
日本語 - The Noguchi Museum
ノグチ美術館は20世紀を代表する彫刻家・デザイナーのひとりイサム・ノグチ(1904–1988)自身の手で1985年に創設されました。
リンク
備考 Remarks