作品データ Data
作品名 Title | SHIP’S CAT(Boarding) |
作家名 Artist | ヤノベ ケンジ Kenji Yanobe |
制作年 | 2025年 |
材質 | FRP、ステンレススティール、他 |
備考 | SHIP’S CAT(Jumping) |
作品について About
神戸と小豆島を航海するフェリーの甲板に、ヤノベ ケンジ先生が手掛けたパブリックアートが期間限定で設置されています。
SHIP’S CATシリーズは大航海時代の船乗り猫をモチーフとして宇宙飛行士のヘルメットをかぶせ、現代の守り猫として昇華させたヤノベ ケンジ先生の代表作です。
「SHIP’S CAT」は”船乗り猫”をモチーフに”福を運ぶ旅の守り神”としてつくられた彫刻作品のシリーズ。
小豆島坂手ポートターミナルのさかてらす屋上から船に飛び乗ろうとする「SHIP’S CAT(Jumping)」と、神戸と坂手を結ぶジャンボフェリーあおいの甲板に乗った「SHIP’S CAT(Boarding)」。
2体の導きによって、素晴らしい旅を経験できるだろう。 ー 瀬戸内国際芸術祭 サイト より
瀬戸内国際芸術祭2025の出品作品「Journey of SHIP’S CAT 2025」として、対となる「SHIP’S CAT(Jumping)」は、小豆島のフェリーターミナル屋上に設置されていて、旅客を出迎えてくれます。

小豆島にはヤノベ ケンジ先生のパブリックアートが充実しており、フェリーのりば広場にある「スター・アンガー」と、ビートたけしとの共作「アンガー・フロム・ザ・ボトム」といった話題作2点を鑑賞できます。


他にもヤノベ ケンジ先生の「SHIP’S CAT」は全国に設置されており、代表的な作品として、大阪中之島美術館の「シップス・キャット(ミューズ)」があります。

実はこの作品にさかのぼること2013年、ヤノベ ケンジ先生は瀬戸内国際芸術祭2013でフェリーを希望の方舟に見立て、「ジャンボ・トラやん」を設置していました(現在は撤去されています)。
フェリー壁面には期間限定でドローイングを鑑賞することができます。
瀬戸内国際芸術祭では44点の出品作品の他、石彫パブリックアートが100点以上設置され、同じ香川県にアトリエを構えた世界的彫刻家のイサム・ノグチの作品なども鑑賞することができます。

周辺のパブリックアート
![]() ![]() |
ヤノベ ケンジの他作品 Other Works
作家について Artist

![]() |