作品の特徴 Feature
ロボットやおもちゃのようなユーモラスなフォルムに社会的メッセージを込めた作品によって、国内外で評価される日本の現代美術家。
京都芸術大学の教授として、また大学内ウルトラファクトリーのディレクターとしての活動は、イッセイ・ミヤケや磯崎 新、ビートたけし、増田セバスチャン、宮本 亜門など、幅広いジャンルの著名人とコラボレーションも行い、サブカルチャーやカウンターカルチャーの美意識をまといながら、原発問題や大震災などを想起させるような社会への課題を常に発信しています。 |
「創作の原点は、1970年頃に幼少期の遊び場だった大阪万博会場の跡地」と語り、華やかな宴の後にどこか残る侘しさと未来への創造性が育まれたルーツを、目を引くわかりやすいキャラクター作品に込めています。
略歴 Biography
年 | 内容 |
1965 | 大阪府茨木市に生まれる |
1989 |
ロンドン(ロイヤル・カレッジ・オブ・アート)に交換留学
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1990 | 初個展(京都 アートスペース虹) |
1991 | 京都市立芸術大学 大学院 美術研究科 修了 |
1994 | ドイツ ベルリンに滞在 |
1997 | 個展(アメリカ) |
2005 | 『KENJI YANOBE 1969-2005』刊行 |
2008 |
京都芸術大学 教授 兼 ウルトラファクトリー・ディレクターに就任
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2012 |
「Sun Child」(南茨木駅 前ロータリー)を設置
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2015 | 「Sun Sister なぎさ」(兵庫県立美術館)を設置 |
2016 | 第29回京都美術文化賞 受賞 |
2021 |
「シップス・キャット (ミューズ) 」(大阪中之島美術館)を設置、大原美術館 新児島館開館のため「サン・シスター(リバース)」暫定展示
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鑑賞できるパブリックアート Other Works
公式サイト Web Site
https://yanobe.com/