「シップス・キャット (ミューズ)」国内各地に設置された船乗り猫作品シリーズの集大成として大阪の地で鎮座しています

パブリックアート

作品データ Data

作品名 Title シップス・キャット(ミューズ) SHIP’S CAT (Muse)
作家名 Artist ヤノベ ケンジ Kenji Yanobe
制作年 2021年
寸法(H×W×D;cm) 350 × 110 × 240
材質 ステンレス、FRP、アクリル、LEDライト、他
備考 SHIP’S CAT(Muse)

作品について About

中之島美術館の開館にあたり、館長より直々に依頼を受け制作されました。

《SHIP’S CAT(Muse)》は、2022 年に開館した黒い直方体の外観が特徴的な大阪中之島美術館と、内部に組み込まれた立体的な「パサージュ」を行き交う人々を見守るために制作された《SHIP’S CAT》シリーズの彫刻作品である。

堂島川に面する美術館が世界に発信するための象徴となり、守り神になるよう願いが込められた。ーヤノベケンジ公式サイト より

胸には羽の印をつけ、《サモトラケのニケ》を想起させるエンブレムにした。

《サモトラケのニケ》は、船首に降り立つ勝利の女神であり、美術彫刻の象徴でもある。ーヤノベケンジ公式サイト より

【『SHIP’S CAT』シリーズについて】

大航海時代にネズミから貨物を守り、時に船員の心を癒す友として世界中を旅した「船乗り猫」をヒントに、混迷する世界で人々を導き守るシンボルとして2017年より制作。

また、猫は危機を察知する能力もあるとされ、古くから守り神のようにも扱われてきたことから、地域に福を呼び込むモニュメントや若者の旅を応援する守護像として、航海や旅にまつわる場所を中心に展示されています。

2021年以降はインターナショナルオレンジのスーツとステンレスをリベット打ちしたヘルメットをアイコンに、さまざまなクリエイター達とのコラボーレション作品も展開し、『SHIP’S CAT』はリアルワールドで冒険の旅を加速させています。ーヤノベケンジ公式サイト より

【『SHIP’S CAT』シリーズ】YouTube

「SHIPS CAT」シリーズ作品は福岡や高松、広島などで鑑賞することができます。

関西では他にヤノベ ケンジ先生の出身地である茨木市で「Sun Child (サン・チャイルド)」、神戸市で「Sun Sister 「なぎさ」」の大型パブリックアートを鑑賞することができます。

中之島美術館前の大阪科学館には清水 九兵衛先生の「ECHO」とリン・チャドウィックの「ジュビリーⅣ」、関西電力本社ビル前にトム・シャノンの「Hi_Phi」など、ほかにも中之島緑道御堂筋彫刻ストリートといった、近辺で多くのパブリックアートを満喫できる環境ですので、ぜひ足を運んで散策することをお勧めします。

設置場所 Location

大阪市北区中之島 中之島美術館 前庭

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ヤノベ ケンジの他作品 Other Works

作家について Artist

ヤノベ ケンジ(Kenji Yanobe)
INDEX 作品の特徴 Feature略歴 Biography鑑賞できるパブリックアート Other Works公式サイト Web Site 作品の特徴 Feature ロボットやおもちゃのよ...

 

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