「アンナ」舟越保武先生の真骨頂である静かに微笑みをたたえた少女像が2人の門出を祝福しています

アーティスト

神戸の結婚式場、エスタシオン・デ・神戸の壁面に設置されたパブリックアートです。
日本の具象彫刻家3作家による作品6点を見比べることができます。

作品データ Data

作品名 Title アンナ
作家名 Artist 舟越 保武 Yasutake Funakoshi
制作年 1969年
寸法(H×W×D;cm)
備考 エスタシオン・デ・神戸

作品について About

結構式場の玄関左右の壁面をくりぬいた展示スペースに、この作品と「リンゴを持つ少年」の舟越 保武先生のパブリックアート2点が設置されています。

両作品とも優しくほほえみ、これから結婚する2人の門出を見守るかのように静かにたたずんでいます。

佐藤 忠良氏と共に戦後日本を代表する著名な彫刻家。東京藝術大学の名誉教授でもありその作品は多くの美術館に展示されているほか、国際的な現代美術展への出展も多い。

1999年に文化功労賞を受賞。次男の舟越 桂氏や三男の舟越 直木氏も彫刻家として活躍しています。 ーエスタシオン・デ・神戸サイト より

舟越 保武先生が脳梗塞で右半身不随になるまでは、大理石を削り、慈愛に満ちた優しい表情の作品を多く制作しましたが、この作品はブロンズで、粘土から型を取って制作されました。

結婚式場の荘厳な壁面装飾の中で対照的に、柔和な空間を醸し出しています。

設置場所 Location

神戸市中央区弁天町 エスタシオン・デ・神戸 外壁ニッチ

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舟越 保武の他作品 Other Works

作家について Artist

舟越 保武(ふなこし やすたけ) Yasutake Funakoshi
戦後日本を代表する具象彫刻家、舟越保武の紹介ページです。 略歴のほか、作品の特徴、パブリックアート一覧など、アーティストを深く知るために参考にしていただけます。
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