作品の特徴 Feature
現代日本を代表する抽象彫刻家。
江戸時代から続く京都清水焼の名家、第七代清水 六兵衛を襲名しながら抽象彫刻の第一人者となり、国内に数多くのパブリックアートを設置しました。 学生時代に建築を学んだのち沖縄戦に出兵、九死に一生を得て復員し、戦後は東京藝術大学で本格的に彫刻を習得しました。 |
略歴 Biography
年 | 内容 |
1922 | (5月15日)名古屋市千種区に生まれる |
1940 |
名古屋高等工業学校(現・名古屋工業大学)建築科 入学
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1944 | 加古川の戦車連隊 転属、沖繩に出兵 |
1949 |
東京藝術大学 鋳金科 入学、結婚し京都の六代目清水六兵衛の養嗣子となる
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1956 | 彫刻を志し加藤顕清に内弟子となる |
1958 | 東京藝術大学 専攻科 入学、千野茂教授に師事 |
1963 |
京都市立芸術大学 助教授(工芸科陶磁器専攻)に就任
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1968 |
京都市立芸術大学 教授に就任、清水 九兵衛と名乗る
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1969 | 渡欧 |
1971 | 京都市立芸術大学 退任 |
1974 |
第4回神戸須磨離宮公園現代彫刻展に「AFFINITY-D」出品、 神戸市教育委員会賞 受賞
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1975 | |
1976 |
第5回神戸須磨離宮公園現代彫刻展に「AFFINITY-L」出品、神戸市公園協会賞、第17回毎日芸術賞 受賞
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1977 |
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1978 |
第5回長野市野外彫刻賞、第6回神戸須磨離宮公園現代彫刻展に「BELT」出品、神奈川県立近代美術館賞 受賞
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1979 |
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1980 |
第7回神戸須磨離宮公園現代彫刻展に「緋甲PROTECTOR-I」出品、大賞 受賞
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1985 |
第10回吉田五十八賞 建築関連美術の部「朱龍」(三井海上火災株式会社駿河台ビル) 受賞
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1988 | 京都府文化功労賞 受賞 |
1990 | 紫綬褒章 授章、京都市文化功労者 |
1991 |
京都造形芸術大学 彫刻科 教授に就任、『空間と彫刻-清水九兵衞展』(芦屋市美術博物館)
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1992 | 『清水九兵衞展』(三重県立美術館) |
1995 |
京都府特別文化功労賞 受賞、『清水九兵衞展』(国立国際美術館)
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1998 |
第29回中原悌二郎賞 受賞
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2006 | (7月21日)腎がんのため京都市内で死去 |
鑑賞できるパブリックアート Other Works
備考 Remarks