「星の肖像」風のモニュメント制作の第一人者である世界的アーティストの作品設置事例は関西が最多

海外にも多くの作品が設置されている、風の彫刻家といわれる新宮 晋先生のパブリックアートが神戸の中心地で鑑賞できます。
新宮 晋先生は兵庫県三田市にアトリエと居を構え、現在も精力的に制作をしています。

作品データ Data

作品について About

磨かれたステンレスの板を4枚組み合わせ、吹く風にあわせて360°回転するだけのシンプルな造形ですが、板のカーブの緩さやフォルムは、その動きと同様、観る者にゆっくりと流れる時間と自然を感じる機会を与えてくれます。

作品と同じステンレス素材の細い支柱で支えられ、作品が宙に浮いているような錯覚をしてしまいそうですが、タイトルの通り星を表現していることから、支柱を意識させないよう、作品の重量に耐えうるギリギリの細さで設計されていることがうかがえます。

1980年代に神戸市が推進した彫刻のある街づくり事業で、ともすれば無機質になりがちな街なかに芸術文化を取り入れることによって、訪れる人や日常生活に彩りや潤いを感じてもらうことを目的として、この作品も設置されました。

新宮 晋先生の個人ミュージアム「風のミュージアム」も兵庫県三田市にあり、12点の作品を一同に鑑賞できますので、一度足を運んでみてください。

風のミュージアム

新宮 晋先生が居を構える兵庫県三田市の有馬富士公園内にある、作家より兵庫県へ寄贈された12作品を一同に鑑賞できる彫刻公園です。

public-art.jp

設置場所 Location

神戸市中央区浜辺通　フラワーロード（花と彫刻の道）

周辺のパブリックアート

「Woman」神戸市役所前メインストリートのフラワーロードを彩る花々のひとつはパブリックアート

「シオン」端正でありながら物憂げな表情をみせる少女が見つめる先は

「帽子・裸婦」神戸三宮のメインストリートで名作のパブリックアート群に出会う

「星の肖像」風のモニュメント制作の第一人者である世界的アーティストの作品設置事例は関西が最多

新宮 晋の他作品　Other Works

「白い森」風を受けて駅前の開かれた空間を彩る白い羽根をまとったパブリックアートは唯一無二

「風の道」自然に囲まれた小高い丘で半世紀以上も風を受けて回り続ける小さな羽

「日蝕の頃」風を受けて今日も回り続けるパブリックアートに山あいの公園で静かに向き合う

「宇宙の旅人」三重県内で唯一鑑賞できる風の彫刻家のパブリックアート

「小さなモニュメント　原田の森」街角の休憩スペースでふと見上げるとさりげないパブリックアートが目にとまります

「海からの便り」半世紀もの間ずっと同じ場所で、みなとからの海風を受け続けています（撤去済み）

「太陽の肖像」大阪の都心を吹き流れる風の彫刻を鑑賞する

「星の肖像」風のモニュメント制作の第一人者である世界的アーティストの作品設置事例は関西が最多

「風の万華鏡」企業の本社ビルと一体化した、建物そのものが作品という国内では数少ないケースのパブリックアート

「空の鼓動」無機質とポップの対比はビジネスの疲れをいやしてくれる

作家について Artist

新宮 晋（しんぐう すすむ） Susumu Shingu

風の彫刻家といわれ、世界的キネティックアートの第一人者、新宮晋の紹介ページです。 略歴のほか、作品の特徴、パブリックアート一覧など、アーティストを深く知るために参考にしていただけます。

public-art.jp