「空の鼓動」無機質とポップの対比はビジネスの疲れをいやしてくれる

アーティスト

約30年前に整備された高層ビル群の大阪ビジネスパーク。
その中にある元テレビ局本社前に設置された、風に揺れる軽快な新宮 晋(しんぐうすすむ)先生の作品です。
ニュースなどの画面に映りこんだ際に、このゆっくりとそよぐ作品に目をとめたことがあるかもしれません。

作品データ Data

作品名 Title 空の鼓動
作家名 Artist 新宮 晋 Susumu Shingu
制作年 1988年
寸法(H×W×D;cm)
備考

作品について About

私たちを包み込んでいる壮大な宇宙空間は、静かに鼓動している。
その果てしないリズムは地球の自然や生命たちを育ててきた。
だから私たちは、そのリズムに身をゆだねる時、懐かしいような、豊かな気分になる。
ー作品銘板より

無機質なビルに囲まれた環境下で、周辺にはIT企業も多く激務のビジネスパーソンが集まる中、この作品のカラフルな色とゆったりとした動きを目にすることで、ほっとひと息抜きつけるような、うるおいを与える存在となっています。

「風の強い日は大きくダイナミックに、そうでない日はたおやかな動きに」

作品前のベンチに腰を下ろしてビジネスで酷使した頭を少し一時停止させ、体で自然を感じることで日常を次へリセットしてくれるこの作品は、ひとときの貴重な体験を提供してくれる価値ある空間といえるでしょう。

通常、屋外に設置された動くモニュメントは動きが悪くなるなどの故障も多く、銅像などと比べてもメンテナンスが必要ですが、30年以上たった今も変わることなく動き続けていることから、ていねいにメンテナンスされていることがうかがえます。

新宮 晋先生は世界中にコレクションが多くありますが、兵庫県在住ということもあり関西でもいくつか作品を鑑賞できるほか、兵庫県三田市には新宮 晋先生の個人美術館「風のミュージアム」もあるので、一度足を運んでみるのもいいかと思います。

設置場所 Location

大阪市中央区城見 旧読売テレビ本社ビル 前庭

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新宮 晋の他作品 Other Works

作家について Artist

新宮 晋(しんぐう すすむ) Susumu Shingu
風の彫刻家といわれ、世界的キネティックアートの第一人者、新宮晋の紹介ページです。 略歴のほか、作品の特徴、パブリックアート一覧など、アーティストを深く知るために参考にしていただけます。
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