澄川 喜一(すみかわ きいち) Kiichi Sumikawa

澄川 喜一(すみかわ きいち) Kiichi Sumikawa 澄川 喜一

作品の特徴 Feature

「そりのあるかたち」シリーズで日本的な造形を追求し、国内に数多くのパブリックアートを手掛ける現代日本の抽象彫刻第一人者。近作では東京スカイツリーのデザイン監修や東京駅のグランルーフがあります。

文化勲章など受賞歴も多く、島根県芸術文化センター長や日本芸術院会員、東京藝術大学学長などを歴任しました。

環境造形家としての作品も多く、東京湾アクアラインの「風の塔」や大分の朝倉文夫記念館の庭園造形など、壮大なスケールの作品も残しています。

Wikipedia より

11歳の頃から絵描きになる夢を抱いて、少年期に山口の錦帯橋の曲線に感銘を受けた感性豊かな澄川少年は、彫塑の道を志すも父親の反対に説得を続けました。
その結果、彫刻家としての頭角を表し一世を風靡、造形家の道を切り開くこととなりました。

90歳を越えて円熟味を増しながら、現状に満足することなく今もなお精力的に作品制作に取り組んでいます。

略歴 Biography

内容
1931 (5月2日)島根県鹿足郡六日市町(現・吉賀町)に生まれる
1951 山口県立岩国工業高等学校 機械科 卒業
1958 東京藝術大学 彫刻専攻科 修了
1968
第1回神戸須磨離宮公園現代彫刻展に「MASK-AH」出品、宇部市野外彫刻美術館賞 受賞
1969 第1回現代国際彫刻展コンクール賞
1979
「そりのあるかたち-1」で第8回平櫛田中賞、第7回長野市野外彫刻賞、第8回現代日本彫刻展で宇部市野外彫刻美術館賞 受賞
1980
「そぎとそりのあるかたち」で第11回中原悌二郎賞 優秀賞、第7回神戸須磨離宮公園現代彫刻展で神戸須磨離宮公園彫刻賞 受賞
1981 東京藝術大学 彫刻科 教授に就任
1983 第1回東京野外現代彫刻展 優秀賞 受賞
1988
山口県庁 前庭「鷺舞の譜」他で第13回吉田五十八賞、第1回倉吉市緑の彫刻賞 受賞
1995 東京藝術大学 学長に就任
1998 紫綬褒章 受章
1999 紺綬褒章 受章
2001 第10回本郷新賞 受賞
2003 恩賜賞日本芸術院賞 受賞
2004 日本芸術院会員に就任
2006 建築家の安藤忠雄とともに東京スカイツリーのデザイン監修者に就任
2008 文化功労者 顕彰
2013 横浜文化賞、中国文化賞 受賞
2020 文化勲章 受章
2023 (4月9日)死去

鑑賞できるパブリックアート Other Works

公式サイト Official Site

彫刻家 澄川喜一ホームページ|東京スカイツリーデザイン監修 そりのあるかたち
彫刻家 澄川喜一の公式ホームページです。彫刻は、私の生き様です。「そりのあるかたち」「東京スカイツリー」「TO THE SKY」などの作品をぜひご覧ください。

個人アートスペース Work Space

澄川喜一記念公園 彫刻の道
INDEX 概要 Outline作品リストピックアップロケーション公式サイトリーフレット備考 概要 Outline 名称 Art Space 澄川喜一記念公園 彫刻の道 住所 Addres...

備考 Remarks

パブリックアート

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