作品の特徴 Feature
2度にわたりヴェネチア・ビエンナーレで高い評価を受けるなど、国内外での展覧会を中心に活躍、屋外に多くのパブリックアートを設置した抽象彫刻家。
大地や樹など一貫した自然観をテーマに、竹や自然石、水などの素材を用いて、様々な野外彫刻展にも精力的に出品しました。 |
「常に旅人でありたい」と、自らの足で気の向くままに歩くことを好み、アトリエですら旅するように神奈川や長野など転々としながら、その場所、その空間、またその瞬間に身体を通して向き合い、目の前の風景と対峙して制作に反映しました。
略歴 Biography
年 | 内容 |
1944 | (11月11日)旧満州に生まれる |
1969 |
第1回現代国際彫刻展(彫刻の森美術館)に出品
|
1970 |
現代美術野外フェスティバル(横浜 子どもの国)に出品
|
1971 |
第6回国際青年美術家展に出品、大賞 受賞、エール・フランスおよびシェルター・ロック財団奨学金により2年間フランス滞在
|
1975 | 第6回現代日本彫刻展に「原点」出品 |
1976 |
第37回ヴェネツィア・ビエンナーレに出品
|
1977 | 第10回パリビエンナーレに出品 |
1979 | 第1回リスボン国際美術展に出品 |
1981 |
日本現代美術展(韓国文化芸術振興院)、証人1981年(ポンピドゥー・センター)に出品
|
1984 |
第9回神戸須磨離宮公園現代彫刻展に出品、ユニバーシアード神戸大会記念賞 受賞
|
1985 |
第4回ヘンリー・ムーア大賞展に出品、優秀賞 受賞、現代彫刻の歩み(神奈川県民ホール)に出品、個展(仏文化賞現代芸術地域基金)
|
1986 |
第11回神戸須磨離宮公園現代彫刻展に「風の道」(神戸外国語大学)出品、神戸市教育委員会賞 受賞、第42回ヴェネツィア・ビエンナーレに「樹々の精」、日本現代美術展(台湾)、国際アトリエ展(フランス)に出品
|
1988 | |
1989 |
神奈川県大磯町町制100周年記念モニュメント「樹」(大磯駅前)制作、瀬戸田ビエンナーレに「空へ」(広島 瀬戸田町)出品、鉄の彫刻展千葉 ’89、夢のかけ橋彫刻展に出品、優秀賞 受賞
|
1990 |
サンタ・バーバラ美術館(イタリア)に作品設置
|
1991 | |
1992 |
岐阜県土岐市シンボルモニュメント制作
|
1993 | |
1994 |
|
1995 | |
1997 | |
1998 |
眞板雅文展:蘇生構築ー天地に寄せて(東京)、第4回大分アジア彫刻展(大分 朝倉文夫記念公園)に出品
|
1999 | |
2000 |
眞板雅文展ー大地のかたち・ブロンズー(東京)、眞板雅文展(岡山)、眞板雅文展 (諄子美術館)、ヘルシンキ2000 テーレ湾アートガーデン(フィンランド)、越後妻有アート・トリエンナーレ(新潟)、ガーデン-現代美術をとおしてみる後楽園(岡山)に出品
|
2002 |
東日本―彫刻 39の造形美(東京ステーションギャラリー)、20世紀。美術は虚像を認知したーモナリサとマンモンのあいだでー(平塚市美術館)に出品
|
2003 |
眞板雅文展:音・竹水の閑(大原美術館)、眞板雅文展:竹水の閑(金沢)、眞板雅文展:彩りの譜(京都)、眞板雅文展(水の国ミュージアム104°)、眞板雅文展(仙台)、水ありて竹 眞板雅文展(大阪)、第20回現代日本彫刻展に「里の門」(宇部市中央公園)出品、20回記念(土方定一記念)特別賞 受賞、葉山館開館記念展 コレクションによるもうひとつの現代(神奈川県立近代美術館)、幻想と幻視(平塚市美術館)
|
2004 |
あるサラリーマン・コレクションの軌跡~戦後日本美術の場所~(福井県立美術館他)、刻ー環流 眞板雅文展(みのかも文化の森美濃加茂市民ミュージアム)に出品
|
2005 |
SPACE WALKING開館10周年記念展(下山芸術の森発電所美術館)、街かど美術館「アート@つちざわ<土澤>」(岩手)に出品
|
2006 |
野外彫刻ながのミュージアム 33年の軌跡展(長野市生涯学習センター)、光が彩なす交響楽ー眞板雅文のインスタレーションー(岩手県立美術館)に出品
|
2007 |
眞板雅文展(香川)、「水の情景ーモネ、大観から 現代まで」展(横浜美術館)、JUNGE KUNST AUS JAPAN(ドイツ ロストック美術館)に出品
|
2009 | (3月9日)心筋梗塞のため死去 |
公式サイト Official Site
眞板雅文のウェブサイト
鑑賞できるパブリックアート Other Works