「若い女・シャツ」市役所のエレベータホールを抜ければ出迎えてくれるのは日本を代表する彫刻家作品

アーティスト

神戸市役所1F市民ロビーの休憩スペースにこの作品は設置されています。
天井高は低いですが自然光がふんだんに入り、清々しい気持ちで日本を代表する彫刻家の作品を鑑賞することができます。

作品データ Data

作品名 Title 若い女・シャツ
作家名 Artist 佐藤 忠良 Churyo Sato
制作年 1982年
寸法(H×W×D;cm)
備考

作品について About

少ししなをつくって足を交差するポーズは、瑞々しさや若々しさを存分に表現した佐藤 忠良先生の真骨頂とも言え、端正なフォルムからは作品の完成度の高さが垣間見えます。

このスリムで均整の取れたプロポーションは、有名な彫刻家の笹戸 千津子先生がモデルを務めたことが大きく影響しています。

笹戸 千津子先生は、佐藤 忠良先生が創設に尽力した東京造形大学の一期生で、その後もモデルとしてだけでなく30年以上佐藤 忠良先生のアトリエで制作を学びました。
ちなみにこの近くでは湊川神社に、笹戸 千津子先生の作品「若き立像’85」が設置されています。

「若い女・シャツ」は他にも、東京町田市役所前と滋賀琵琶湖大橋彫刻プラザに設置されていますので、機会があれば見比べてみてください。

設置場所 Location

神戸市中央区加納町 神戸市役所1号庁舎1Fロビー

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佐藤 忠良の他作品 Other Works

作家について Artist

佐藤 忠良(さとう ちゅうりょう) Churyo Sato
戦後日本を代表する具象彫刻家、佐藤忠良の紹介ページです。 略歴のほか、作品の特徴、パブリックアート一覧など、アーティストを深く知るために参考にしていただけます。
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