「凪のとき−赤いかたち/浮」神戸出身の作家が得意とする重力をゆがめる空間を地元神戸に創出

神戸で生まれ画業をしていた父親のもとで感性を養い、日本とドイツで長く立体作品の創作活動をしてきた植松 奎二先生が、設置場所に故郷を選んだのは比較的最近の1990年でした。

作品データ Data

作品について About

1990年の第12回神戸須磨離宮公園現代彫刻展で大賞を受賞した作品で、神戸ハーバーランド裏の海へ抜ける川崎重工業の工場前に設置されています。

石材、形状、仕上の異なる3つの石と朱に染まった円柱をバランスよく配置して、浮遊感や重力といった見る人の感覚を狂わせる作品です。

植松 奎二先生は国内の美術賞を数々受賞し、美術館への収蔵作品も多くありますが、屋外で鑑賞できるパブリックアートも国内各地に点在し、山口、東京や広島など北海道から鹿児島まで目にする機会が多いことと思います。

兵庫ではHAT神戸と西宮にある兵庫県立芸術文化センターの「花のように ー螺旋の気配」のほか、大阪のハービスOSAKAにも作品がありますので、一度足を運んでみてください。

またすぐそばには同じ抽象彫刻家、井上 武吉先生のモニュメントがあるので、日本を代表する抽象彫刻家2作品を一度に鑑賞することができます。

「八時間労働発祥 記念碑 my sky hole 93-4」日本の抽象パブリックアート界の旗手である代表的彫刻家が神戸に記念碑を建立

買い物客でにぎわう神戸の商業施設ハーバーランドのほど近く、比較的落ち着いた元ドックヤードのほとりにこの作品は設置されています。 作品データ Data 作品名 Title 八時間労働発祥 記念碑 my sky hole 93...

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設置場所 Location

神戸市中央区東川崎町　神戸情報文化ビル 裏

周辺のパブリックアート

「アンナ」舟越保武先生の真骨頂である静かに微笑みをたたえた少女像が2人の門出を祝福しています

「神戸海援隊」幕末に吹いたみなと神戸の風は日本の若者を立ち上がらせ近代日本の礎を築いた

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「八時間労働発祥 記念碑 my sky hole 93-4」日本の抽象パブリックアート界の旗手である代表的彫刻家が神戸に記念碑を建立

「凪のとき−赤いかたち/浮」神戸出身の作家が得意とする重力をゆがめる空間を地元神戸に創出

植松 奎二の他作品　Other Works

「置・傾 / トライアングル」緑の中に鎮座する静謐で重厚なパブリックアート

「凪のとき−赤いかたち/浮」神戸出身の作家が得意とする重力をゆがめる空間を地元神戸に創出

作家について Artist

植松 奎二（うえまつ けいじ） Keiji Uematsu

INDEX 作品の特徴 Feature略歴 Biography鑑賞できるパブリックアート Other Works備考 Remarks 作品の特徴 Feature 1970年代より、ガラスや木、...

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