作品の特徴 Feature
現代イギリス代表する具象彫刻家。
元は抽象彫刻を制作していましたが、1979年に初めて野兎をモチーフにした作品を制作して以降、有機的なフォルムによってユーモラスな味わいをみせる作品を多く残しました。 |
名古屋市美術館に「三日月と釣鐘の上を跳ぶ野ウサギ」、大山崎山荘美術館に「ボールをつかむ鉤爪(かぎづめ)の上の野兎」が、他にも東京都現代美術館や世田谷美術館に作品が収蔵されています。
略歴
年 | 内容 |
1941 | (1月11日)イギリス ノース・ウェールズに生まれる |
1957 | バーミンガム美術工芸学校で建築・塑像・彫像を学ぶ |
1964 |
ロンドンのセント・マーチン美術学校にてアンソニー・カロに師事、アルフレッド・ジャリの「パタフィジックス」に影響を受ける
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1966 |
セント・マーチン美術学校・セントラル美術学校の教職に就任
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1970 |
『第10回日本国際美術展ー人間と物質』展(東京美術館他)に出品
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1977 | 「ヴァン・アベ美術館」(アメリカ ホランド) |
1979 | 最初の「跳ねる野兎」を制作 |
1980 |
ヴェネツィア・ビエンナーレのイギリス館は「フラナガン動物園」と呼ばれ称賛される、ブロンズ彫刻作品を設置(ニューヨーク エクィタブル・タワー、ロンドン ビクトリアプラザなど)
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1982 | |
1983 | 『バリー・フラナガン:彫刻』展(ロンドン テート・ギャラリー) |
1985 | 日本での初個展(東京フジテレビギャラリー) |
1993 | 回顧展(マドリッド ラ・カイシャ財団他) |
2009 | (8月31日)イビサ島でALSのため逝去 |
鑑賞できるパブリックアート
リンク
備考