「ボールをつかむ鉤爪(かぎづめ)の上の野兎」日本では数限られたバリー・フラナガンのパブリックアートがある自然豊かな空間

Barry Flanagan

京都と大阪の県境に位置し、古くは大正時代に別荘として建築された大山崎山荘美術館の中庭に、この作品はあります。

作品データ Data

作品名 Title ボールをつかむ鉤爪(かぎづめ)の上の野兎
Hare on Ball and Claw
作家名 Artist バリー・フラナガン Barry Flanagan
制作年 1990年
材質 ブロンズ
寸法(H×W×D;cm) 121.9 x 91.4 x 335.3
備考 ボールをつかむ鉤爪(かぎづめ)の上の野兎

作品について About

抽象彫刻を制作していたバリー・フラナガンが、1979年に初めて人間的な動きを取り入れた野兎を発表してから、生涯制作したモチーフです。

ダンスを踊っていたりボクシングをするなど、ユーモラスな動きの野兎作品が多い中、今にも飛び跳ねようとしているこの作品は、自然の中に溶け込んでいる印象を与えますが、その分、作品のテクスチャーや詳細な描写を排除した部分に目が留まります。

大山崎山荘美術館は、イギリスの城郭を模して建築されてから100年を超える本館に加え、モネの大作が展示された世界的建築家、安藤 忠雄設計の新棟など、建築作品としても見ごたえのある環境が広がっています。

大山崎山荘美術館
INDEX 概要 Outline作品リストピックアップロケーション公式サイト備考 概要 Outline 名称 Art Space 大山崎山荘美術館 住所 Address 京都府乙訓郡大山崎...

バリー・フラナガンの作品は関西では他にも、大阪市梅田に「GendrdⅠ・GendrdⅡ」、大阪中之島美術館に「ボウラー」の他、和歌山の川久ミュージアムに設置されています。

大山崎山荘美術館には流 政之先生の「サムライの涙」、フランソワ=グザヴィエ・ラランヌの「新しい羊たち」が設置されています。

設置場所 Location

京都府乙訓郡大山崎町 大山崎山荘美術館 中庭

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バリー・フラナガンの他作品 Other Works

作家について Artist

Barry Flanagan(バリー・フラナガン)
INDEX 作品の特徴 Feature略歴鑑賞できるパブリックアート備考 作品の特徴 Feature 現代イギリス代表する具象彫刻家。 元は抽象彫刻を制作していましたが、1979年に初めて野兎...
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