「小さなモニュメント　原田の森」街角の休憩スペースでふと見上げるとさりげないパブリックアートが目にとまります

何気なく歩いていると見落としてしまいそうですが、設置されてから40年以上もこの場所で風にゆられている、風の彫刻家として世界的に有名な新宮 晋先生の小さな作品です。

作品データ Data

作品について About

動くパブリックアートは経年劣化により駆動部分が壊れ、古い作品はそのまま放置されてしまうことも多いのですが、この作品は市民に親しまれて40年以上経過してもなお、風を受けゆっくりと動き続けています。

休憩スペースに座り、この作品を眺めながらしばらくゆっくりと流れる時間を感じれば、気がつかないうちに思いを深めたり嫌なことを忘れたりすることでしょう。

この作品と対照的な新宮 晋先生の作品が、神戸駅前にある高さ20mほどの「海からの便り」です。

「海からの便り」半世紀もの間ずっと同じ場所で、みなとからの海風を受け続けています（撤去済み）

神戸の中心地から少し離れた、湊川神社やハーバーランドの玄関口となるJRの駅前広場で、兵庫県三田市を制作拠点とする世界的彫刻家の新宮 晋先生の大規模作品が、約50年もの間、いまもゆったりと動き続けています。 作品データ Data ...

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この作品をさかのぼること5年前に制作、駅前広場に設置され、同じく動く彫刻作品ですが規模としては対照的で、ダイナミックな動きを見上げることができます。それぞれの特徴を一度見比べてみてください。

このパブリックアートに近接する王子公園から兵庫県立美術館までの南北の約1.2kmの道路は、ミュージアムロードとして国内外のパブリックアートが点在していて、とても多様性に富んだ作品を鑑賞することができます。

設置場所 Location

神戸市灘区原田通　王子町公園

周辺のパブリックアート

「SILENT SKY」近代的な集合住宅の中でゆるやかに風に揺れる作品は観る者の心を静めます

「Ether (family)」抽象作品が寄り添って家族のような愛らしい姿を形成する新進気鋭作家のパブリックアート

「Sun Sister 「なぎさ」」阪神淡路大震災を乗り越えた手に輝く太陽は未来に希望をもたらす

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新宮 晋の他作品　Other Works

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「風の道」自然に囲まれた小高い丘で半世紀以上も風を受けて回り続ける小さな羽

「日蝕の頃」風を受けて今日も回り続けるパブリックアートに山あいの公園で静かに向き合う

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「海からの便り」半世紀もの間ずっと同じ場所で、みなとからの海風を受け続けています（撤去済み）

「太陽の肖像」大阪の都心を吹き流れる風の彫刻を鑑賞する

「星の肖像」風のモニュメント制作の第一人者である世界的アーティストの作品設置事例は関西が最多

「風の万華鏡」企業の本社ビルと一体化した、建物そのものが作品という国内では数少ないケースのパブリックアート

「空の鼓動」無機質とポップの対比はビジネスの疲れをいやしてくれる

作家について Artist

新宮 晋（しんぐう すすむ） Susumu Shingu

風の彫刻家といわれ、世界的キネティックアートの第一人者、新宮晋の紹介ページです。 略歴のほか、作品の特徴、パブリックアート一覧など、アーティストを深く知るために参考にしていただけます。

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